何度でもやり直せる社会をつくる
■「国際障害者デーイベント 自分らしくいられる職場」にキズキ林田氏登壇 「何度でもやり直せる社会をつくる」をビジョンに教育・福祉分野で事業を展開する株式会社キズキ(代表:安田祐輔、本社:東京都渋谷区)の取締役・林田絵美氏が、2023年12月4日に開催されたフィデリティ投信株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 デレック・ヤング氏)の社内向けイベント「Positively Purple Event 国際障害者デーイベント 自分らしくいられる職場−就労移行支援がつなぐ未来」に登壇した。「Positively Purple Event 国際障害者デーイベント」は、投資信託および、企業年金や機関投資家向け運用商品やサービスを提供しているフィデリティ投信が2019年から始めた「国際障害者デー」(毎年12月3日)に合わせたイベントで、当日はフィデリティ投信の社員60人以上が参加し、発達障害者である2人の登壇者による講演が行われ、発達障害の特性や、特性を理解して働くことの大切さなどを伝えた。
■「『自分らしくいられる職場』のための“見えづらい生きづらさ”と付き合い方」 開催日 :2023年12月4日 開催時間:11:30〜12:30 形式 :オンライン 株式会社キズキ 取締役 林田絵美氏講演 ・キズキの概要や自身の特性について 株式会社キズキが展開している学習支援事業や就労支援事業、公民連携事業、法人連携事業の概要や、キズキビジネスカレッジの卒業生の事例について、説明しました。また、高校生の頃から生きづらさを抱えていた林田が公認会計士となり、キズキに至るまでのキャリアサマリーを振り返りながら、自己理解や特性理解の大切さを話しました。 ・発達障害の見えづらさ 発達障害には「見えやすい部分」と「見えにくい部分」があり、同じ診断名でも人それぞれ特性は異なります。「ケアレスミスが多い」「物理的なモノの整理や管理が苦手」などの自身の特性を例に挙げ、それらを洗い出すことで「自分のタスク・思考・感情等の整理するツールを使う」などといった対策を練っていった経験などを紹介しました。また、発達障害者が働く上で、実際の職場シーンで起こりがちなことなどを交えて、発達障害の特性や特性を理解して働くことの大切さについて解説しました。
■株式会社キズキについて 事業名:キズキビジネスカレッジ 事業内容:病気・障害(発達障害やうつ病など)のために退職した方、また、それらのために就労できずにいる方などに向けて、「一人ひとりに適した就職」のための支援を行う、就労移行支援事業所。 校舎情報:2023年12月現在、関東、関西で4つの校舎を展開。 「何度でもやり直せる社会をつくる」というビジョンを持つキズキでは、その実現のために、キズキビジネスカレッジ以外にも様々な「困難」を経験した方向けに、様々な事業を展開中です。
■この記事を書いた人:leopyi
フリーランスのライターで様々なジャンルのライティングを行っているが、 中でも趣味にもしているゲームに関することが得意ジャンル。
ここでは障がいを持っていても真剣に頑張っている人たちの姿を伝えたい。
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