越境学習で社会起業家から採択された事業提案が、研修からスピンアウト!提案導入1社目の獲得に向け、プログラムパートナー:ローランズと協働で営業活動を開始しました。
■「障がい者の社会参画」の課題解決「フィールドアカデミー第9期」
株式会社Ridilover(所在地:東京都文京区、代表取締役:安部敏樹)は、株式会社ローランズ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:福寿満希)をプログラムパートナーに迎えて開催した、異業種合同越境学習:フィールドアカデミーの最終発表を2023年12月14日(金)に開催し、ローランズ代表の福寿さまより提案が採択された。
また、採択を受けた提案をした1チームが、プログラムからスピンアウトして、提案先であるローランズと協働し、更なる事業提案に動き出す。
■複数チームの事業提案が採択
2023年9月から12月に渡って開催された異業種合同の越境学習:フィールドアカデミー第9期では、障がいや難病を抱える当事者の働くの場を自社だけに限らず社会実装にトライする原宿のフラワービジネス:ローランズを提言先として、参加者は「障がい者の社会参画」をテーマに、課題解決に向き合いました。
この度、「子ども食堂の場を通した、子育て世代の負担軽減と企業内休職者の復職/精神障がい者の社会参画機会創出」と「花農園:ローランズファームで通常学級と特別学級児童の共同体験プログラム」の2チームの提案が、提言先であるローランズの創業者であり起業家・福寿さまから採択を受けました。
本最終発表では、事業性・社会性に限らず、「他社と協働して横展開しやすく、障がい当事者のはたらく機会という社会的インパクトをより生むことができる事業か」というローランズの事業の判断軸を踏まえ、提案への採択を決定致しました。
■採択後、参加者が自らローランズと協働し新たな事業提案に動き出す
この度、プログラムの集大成である最終発表で採択された提案の1つが、プログラムの枠を飛び出て、ローランズの新たなプロジェクトの1つとして営業活動に動き出しました。
ローランズがこれまで展開してきた子ども食堂プロジェクトに、新たに「当事者の活躍の場の創出」と「子育て世代の女性のキャリア形成サポート」を組み入れた新たな事業を起案。参加者チームとローランズが連携して、サービス導入を検討する企業に対するアプローチを実施しました。
■第9回のプログラムミッション『障がい者の社会参画』
本プログラムでは、高度化されたオペレーションとサポート体制を土台に「障がい者雇用率70%」という驚異的な数値を打ち立てながらも、製品やサービスの質で勝負し、障がいや難病を抱える当事者のはたらくの場を自社だけに限らず社会実装にトライする原宿のフラワービジネス:ローランズをパートナーに迎え、『障がい者の社会参画』のテーマに取り組みました。
プログラムを通し、障がい・難病当事者の雇用を中心とした社会参画の構造と課題について、デスクリサーチやフィールドワーク、各ステークホルダーとの対話を重ねました。ありがちな「法定雇用率の達成」や「福祉事業の待遇向上」の様な表層的な課題の解決に終わらず、構造上のボトルネックの理解や取り組む課題設定、リサーチ・検証・解決策提言など、自ら事業を創造するプロセスを体感しました。
■第9回のプログラム実施スケジュール
本プログラムは、2023年9月22日(金)から同年12月15日(金)までの延べ3ヵ月に渡って、計8日間の行程で開催されました。詳細スケジュールは以下に記載しております通りです。
■この記事を書いた人:leopyi
フリーランスのライターで様々なジャンルのライティングを行っているが、 中でも趣味にもしているゲームに関することが得意ジャンル。
ここでは障がいを持っていても真剣に頑張っている人たちの姿を伝えたい
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