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KindAgent、デロイト トーマツと障がいのある学生・既卒者向けにデジタル人材育成インターンシッププログラムを開発

KindAgent株式会社(東京都千代田区、代表取締役:茅原亮輔)はデロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一)の支援を通じて、障がいのある学生や既卒者向けにデジタル人材育成と就労支援を行う、インターシッププログラム「Diverse Abilitiesインターシッププログラム」を開発し、その参加者を4月20日まで募集することを発表した。

本Diverse Abilitiesインターシッププログラムは、約5カ月にわたり基礎的なデジタルスキルのインプットからデロイト トーマツ グループでの実践までの3ステージを完全オンラインで提供する独自の取り組み。様々な障がいの特性を理解した上でそれぞれの個性にも配慮する中期的な人材育成を目指しており、日本全国から参加が可能です。また、プログラム受講後は、正式な選考を経て、デロイト トーマツ グループで就業頂くことも可能。

発達障がいのある人は発達特性によるコミュニケーションの不得手さや本来の能力を発揮する要件の個別性などから業務経験を得ることが困難な傾向にある一方で、パターン認識、記憶、数学といった分野で突出した能力を発揮することもあり、近年、デジタル領域でのポテンシャルが指摘されている。身体障がいのある方も、現代の社会においても尚、その障がい特性から就職先が限られることがあり、より一層社会で活躍する可能性を秘めている。また、障がいのある方々の就職やスキルアップの機会の地域差も課題となっている。

このような現状認識の下で、デロイト トーマツとKindAgentは、日本企業が競争力を強化していくために必要なデジタルトランスフォーメーション(DX)の領域で、障がいの有無に関わらず中長期的な視点で人材を育成していくことが、今後の日本に必ず良い影響を及ぼすと考え、本プログラムを展開している。

■「Diverse Abilitiesインターシッププログラム」の特徴 3ステージの段階的なIT学習プログラム 1stステージでは、オンラインIT学習プログラムを受講してデジタル人材としての基礎を身に付ける。実習が主となる2ndステージでは仮想プロジェクトにおいて体験を積む。インターンシッププログラムの終盤となる3rdステージでは、デロイト トーマツ グループに配属されてのOn the Job Training(OJT)により実践的なスキルを磨いていく。また、1stステージ、2ndステージではディスカッションを含めたキャリア教育もプログラムに組み込み、学習したツールを将来どのように生かせるなどを意識しながら学ぶ。さらに、講師がそれぞれの障がい特性や個性を尊重しながら、面談による定期的な学習サポートを行う。

医師・心理士によるカウンセリングや、心理教育を含むセルフケアトレーニング プログラムの期間中、専門医あるいは心理士が定期的にカウンセリングやICTツールを用いて状態を把握し学習のサポートをしていく。また、安定的に働いていくためのメンタルヘルスケアに関する心理教育をカリキュラムに組み込み、参加者は、自らの特性を理解し、受容した上で対処することを学んでいく。プログラム全体を通して、自分らしく働いていくために大切なメンタルケアの素地を養うこと、さらには「将来のありたい姿を描く力」を獲得することを目指す。

完全オンラインでのプログラムの提供とデロイト トーマツでの就労機会 完全オンラインのため、首都圏以外に在住でITスキルを学ぶチャンスがない方にもおすすめ。プログラム受講後は、正式な選考を経て、日本最大規模のプロフェッショナルファームであるデロイト トーマツ グループにてリモートワークで就業頂くことも可能。 デロイト トーマツでは、本インターンシッププログラムでの取り組みや卒業生を通して、グループ全体での障がいやインクルージョンに関する理解を高め、障がいを障害と捉えるのではなく、個性・多様性と捉えることができる風土を醸成し、ビジネスの成長戦略に活かせる姿を目指す。

KindAgentの取り組み

障がい者や働く事に工夫が必要な方の雇用に、誠実でクリエイティブな発想を取り入れ、雇用する企業と求職者双方の課題解決に繋がる雇用の在り方を提案している。「障害者や働く事に工夫が必要な方を雇用する企業に、熱心に・誠実に向き合う」「働く事に困難を抱えるあらゆる個人に、親切に・誠実に向き合う」「『障害者雇用率』のみが採用・雇用の理由にならない、"誰もが就業を通じた自己実現を目指せる社会"の実現」を軸にサービスを提供している。

デロイト トーマツの取り組み デロイト トーマツは、2021年4月にThe Valuable 500に加盟し、障がいのあるメンバーの活躍推進に取り組むことにコミットしている。2022年には、障がい者のインクルージョンをリードしている組織を表彰する「Disability Matters Asia-Pacific 2022」において「Workplace」部門で受賞。障がいのあるメンバーはグループ法人のトーマツチャレンジド株式会社(以下、トーマツチャレンジド)やデロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社を中心に、280名超が在籍(2023年4月現在:障がい者手帳を保持し開示するメンバー)しており、2か年経過の定着率はグループ全体で96.7%と高い水準を保っている。 特に、有限責任監査法人トーマツの特例子会社であるトーマツチャレンジドでは、2006年から障がいのあるメンバーの活躍推進に取り組む。知的障がいを伴うあるいは伴わない発達障がいの特徴のあるメンバーも多く所属しており、それぞれの強みを活かした活躍を支援、育成してきた実績があり、グループ全体の障がい者活躍推進の中枢を担うとともに、グループの様々なメンバーと連携しながら知見を発信している。トーマツチャレンジドでは、2023年4月よりショートタイムワークを希望する方に向けて、段階的なトレーニングを取り入れながら長期的に育成していくプログラム(プレ雇用プログラム)の実施も開始している。

Diverse Abilities Internship Programの詳細、募集ページはこちらから https://www.kindagent-internship-program.com/internship-dt

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