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TOKYO<β>のシェアハウス 障がいのある方が制作するアートを施した物件が誕生

「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」で住環境向上計画

■障がいのある方が制作するアートを施した物件 不動産管理の株式会社三好不動産<福岡市:代表取締役社長三好修>と VALT JAPAN 株式会社<東京都千代田区:代表取締役小野貴也>は三好不動産が運営する TOKYO<β>のシェアハウスに入居する方々の住環境向上を目指し、障がい者アートを活用した「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」を始動させる。これは VALT JAPAN が手掛ける「就業困難者雇用を最大化するBPO事業」の一環で、物件の共用スペースを中心に障がい者がアート制作を行うことで、物件に全く新しい価値を生み出すことがねらいという。その第一弾として豊島区のシェアハウス一棟をアートで埋め尽くすことが決まり、2023年12月中に完成予定。尚、制作は壁画アーティストの長谷川諒氏。今後も両社は TOKYO<β>のシェアハウスを中心に本プロジェクトを推進していく。

■住にアートを施す効果「ナッジ理論」 VALT JAPANは TOKYO<β>約170棟のシェアハウスに対し、就業困難者(障がい者)による清掃作業を受託し ています。同社はこれまで1万回を超える清掃業務の受託経験から、アートに囲まれて生活することで住人に美意識が 生まれ、キレイに使いたくなるといった「ナッジ理論」の考え方を実感し、推進しています。

■TOKYO<β>シェアハウスを 多様性を体現したアートで飾りたい 三好不動産と VALT JAPAN の両社は、「多様性を尊重する」という理念のもと、障がいを持つワーカーが清掃を行って いるシェアハウスに、障がいを持つアーティストの作品を彩ることで、社会へのより強いメッセージの発信と障がい者 の活躍の場の拡大に繋げて参る所存です。

■制作者の思い <長谷川諒さん> カラーペンを使い、不規則で細かい模様を描く。ポスカを使うときは、画用紙にペン先を押 しつけインクを出してからだんだん周りに広げていく。また小さく切った折り紙を絵に貼り 付け、質感の違いを楽しむ。ほとんどが抽象画なのに対して、タイトルは「(友人の)俊太 君とDVDを見ました」などと日常を切り取ったようなものが多い。 作業中は独特のリズムで、歌うように独り言をつぶやいている。絵本に出てくるセリフを唱 えたり、過去に誰かに言われたことばを繰り返したり、呪文のような言葉をはっしたりする。 調子が良いときは、突如笑い出す時もある。 職員にノートとペンを渡し、自身の「日記」を代筆してもらうのがルーティーン。またお昼 休み、食事を終えるとポータブル DVD プレーヤーで「おかあさんといっしょ」の DVD を 鑑賞するのも日課。疲れているときは映像を流しながら寝ている時もある。鏡やガラスに反 射した自分の顔を見つめるのも好きで、作業中とDVD鑑賞時以外はほとんど窓の前にいる。

■この記事を書いた人:leopyi

フリーランスのライターで様々なジャンルのライティングを行っているが、 中でも趣味にもしているゲームに関することが得意ジャンル。

ここでは障がいを持っていても真剣に頑張っている人たちの姿を伝えたい。

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